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大阪信用金庫様の金融教育支援の実践― 金融機関の知識を中高生に伝わる形へ―

執筆者の写真: takeuchi kaori
takeuchi kaori
8月25日
読了時間: 7分

更新日:8月28日

キャサリンとナンシーの金融教育 News|2026年9月号

今回は、大阪信用金庫様からご依頼をいただき、職員の方が中高生に向けて行う金融教育講演をサポートしました。講演当日だけでなく、その後も繰り返し活用できる「資産」となる教材づくりと、登壇に向けたサポートを行った事例をご紹介します。


大阪信用金庫様の職員の方が、自ら「投資」や「資産形成」について中高生に伝える講演に向けて、マネイクでは「何を伝えるか」だけでなく、「どのように伝えるか」までを一緒に考え、実際の登壇を想定しながら講演の形にしていきました。

金融機関が自ら取り組む金融教育の一例として、ぜひご覧ください。


制作した教材を活用し、中高生に向けて講演する大阪信用金庫様の職員の方
制作した教材を活用し、中高生に向けて講演する大阪信用金庫様の職員の方

職員が自ら伝える

― 継続活用できる金融教育コンテンツづくり ―


【テーマ】中高生に「投資」「資産形成」を分かりやすく伝える講演

【制作期間】約3週間

【サポートの内容】

・講演の目的・対象・伝えたい内容の整理

・講演全体の構成設計

・講演台本・講演用スライドの制作

・登壇マニュアルの作成

・読み合わせ、話し方、時間配分、問いかけ、質疑応答への対応まで含めた監修


対面での打ち合わせは、大阪信用金庫様本店にて行いました。
対面での打ち合わせは、大阪信用金庫様本店にて行いました。

ご依頼の背景

専門知識を「中高生に伝わる内容」に変える

今回のご依頼は、大阪信用金庫様の職員が中高生を対象に、「投資」や「資産形成」について分かりやすく伝える講演を行うための準備を支援してほしい、というものでした。

金融機関には、金融に関する豊富な知識と実務経験があります。

一方で、それを中高生にも理解できる言葉に置き換え、限られた時間の中で興味を持って聞いてもらえる講演にするためには、専門知識とは別の設計が必要です。

特に今回の講演では、単に金融知識を説明するだけではなく、

・中高生が身近な問題として考えられること

・投資のメリットだけでなく、リスクも正しく伝えること

・一方的に話すのではなく、クイズや問いかけを交えること

・金融機関として中立的で適切な表現を用いること

・担当する職員が自信を持って登壇できること

などが求められました。


約3週間、3回の打ち合わせで内容をブラッシュアップ


1回目(対面):講演の目的や対象、中高生に伝えたい内容を丁寧にヒアリング

2回目(オンライン):ヒアリングをもとに作成した構成や資料を確認し、意見交換

3回目(対面):完成した台本を実際に読み上げながら、話し方や時間配分を調整


メールでも細かな確認や修正を重ねました。

講演の目的や位置づけ、大阪信用金庫様が伝えたい内容、その背景まで丁寧に確認したうえで全体を設計し、実際の登壇を想定しながら内容を調整していきました。


講演の進め方や話し方をまとめた、継続して活用できる「実践マニュアル」
講演の進め方や話し方をまとめた、継続して活用できる「実践マニュアル」

一度きりで終わらない、資産となる教材づくり


「講演台本」「講演用スライド」「登壇マニュアル」の3点を制作・納品しました。

台本やスライドを作るだけでなく、実際に職員の方が講師として登壇することを想定し、伝え方や話し方、時間配分、問いかけの方法、質疑応答への対応まで含めて監修。「何を伝えるか」だけでなく、「どのように伝えるか」まで具体化することで、担当する講師によって内容や時間配分が大きく変わらない、再現性のある講演教材を目指しました。

今後も大阪信用金庫様の金融教育活動で継続して活用できるよう、進行上の注意点や生徒とのコミュニケーション方法も登壇マニュアルに整理しています。


講演用スライドには、大阪信用金庫様のブランドキャラクター「フラッティ」と「ガウピィ」を使用、学生にも親しみやすく、見てすぐに理解しやすいデザインにするとともに、外部の中立的な立場から、大阪信用金庫様ならではの特徴や他社との違いを捉え、ブランドを生かした見せ方をご提案しました。

金融教育の内容を分かりやすく伝えるだけでなく、その金融機関ならではの強みや特色を反映し、繰り返し活用できる教材として形にすることも、マネイクが大切にしているポイントです。


一度の講演のためだけの資料ではなく、担当者が変わっても活用でき、今後の金融教育活動にも生かしていける「資産」となる教材づくりを目指しています。

講演当日の様子
講演当日の様子

■ 講演後のご感想

実施後には、担当された職員の方から、次のようなご感想をいただきました。

予想以上に楽しく話すことができ、中高生にも盛り上がっていただけました。手厚いサポートのおかげで、無事に終えることができました。

金融教育の企画・教材づくりについて、ご相談ください

金融教育の取り組み方や伝え方は、金融機関によってさまざまです。


たとえば、

「専門的な内容を、子どもや若者にどう伝えるか」

「職員が登壇するための台本やスライドを整えたい」

「講師によって講演の質に差が出ないようにしたい」

「既存の教材を、より分かりやすく伝わる内容にしたい」

「単発ではなく、継続して活用できるプログラムにしたい」

「自社ならではの特色を金融教育にも生かしたい」

といったご相談をいただくことがあります。


金融機関には、金融に関する専門的な知識や実務経験に加え、地域とのつながりや、これまで大切にしてきた考え方があります。

マネイクでは、そうした知識や経験、その金融機関らしさを生かしながら、子どもたちにより伝わる金融教育の形を一緒に考えます。講演や授業の企画設計から、台本・教材・スライドの制作、講師向けマニュアルの作成、登壇に向けたサポートまで、一貫してお手伝いしています。


金融機関だからこそ伝えられる金融教育を、その金融機関らしい形で、継続して届けていく。


一度きりで終わる教材ではなく、今後の金融教育活動にも繰り返し活用できる「資産」となる教材づくりを、マネイクがお手伝いできましたら幸いです。

同様の講演や金融教育プログラム、教材づくりをご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。


▶ 写真や詳しい様子はInstagramで公開中!




 夏休みに入って1か月ほど。研究のことは一日も頭から離れず、毎日何かしら前に進むように文献を読んでみたり、自分の論文とにらめっこしたり。の毎日です。有難いことにお仕事も忙しく、基本はパソコンの前にいる生活です。


 現在、研究していることの中に戦前の教科書を対象にしているものがあります。戦前の算術(算数・数学の事ですね)の教科書にはかなり金銭を扱った内容が掲載されています。その大部分は歩合算(割合)の単元の中に配置されています。私たちK&Nが専門にする株式や債券についても、超具体的な計算を用いて、配当率や利回りなどを計算させています。

現代ならファイナンシャルプランナーでも「ん?」と一瞬考えないと答えを出せない問題なのですが、驚くのは学習する年齢が小学6年生から中学2年生くらいまでの子を対象としていたことです。「学校で株式のことを教えるのは早すぎる」と、過去に指摘を受けたことがある私にとっては、とても興味深い内容です。

明治38年発行の国定算術教科書『高等小学算術書 第二学年児童用』。出典:広島大学図書館デジタルアーカイブ「教科書コレクション」
明治38年発行の国定算術教科書『高等小学算術書 第二学年児童用』。出典:広島大学図書館デジタルアーカイブ「教科書コレクション」

 大学院での学び、今月もとても楽しいです!

私たちは、現場での金融教育実践に加え、大学院での学びも取り入れながら、“楽しい”だけでは終わらない金融教育を目指しています。


💡 金融教育ミニコラムはK&NのLINEで!

親子で話せる金融教育のミニテーマを定期的に発信しています。- お小遣いの使い方の工夫- 値段が変わる理由- キャッシュレスの便利さと注意点忙しい日常の中でも、1分で読める気づきや話題をお届け中!ぜひフォローして、日々の会話のきっかけにしてください。

キャサリンとナンシーの金融教育LINE:https://lin.ee/H6Dj5ry


💡株式会社マネイクでは個人相談も行っています。

「自分の考えを整理することができた。思い切って相談してみて良かった」

「家計管理についてこれでいいのか不安だったので安心できた」などご好評いただいています。弊社のご相談は2回に分けてじっくりお話しをお伺いし、ご相談者様と一緒に納得感のあるプランを考えます。

ご興味のある方はLINEアカウントにご登録下さい。

株式会社マネイクLINE:https://lin.ee/rhIEva9


今月もご覧いただきましてありがとうございました!


writer:Katherine


 
 
 

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